今週のコーヒー豆は、ハワイ島コナ地区の村松農園のピーベリーです。2016年8月に村松農園を訪れた際に購入した焙煎豆を冷凍保存していた最後の一袋。1年経過していますが、コナコーヒーのまろやかさは突出していて、コーヒーカップのまわりにはやさしい香りの風がふいて、パワーが充電できるコーヒーです。
村松さんは、東京での企業活動から一転、2013年にハワイ島ホルアロアのコーヒー農園を購入され、無農薬有機栽培でコーヒーを育てられています。標高は600mほどでしょうか(もうすこし高いかな?今度伺った時に確認しておきます)。異国での活動で大変ご苦労されてきているのだと思いますが、地域の方との交流を大切にされて、土や気候や自然によりそいながら熱心に活動されておられます。無農薬化を徹底することで、コーヒーの木は低くなってくるそうですが、しっかりと繁るそうです。完熟したred cheeryを手摘みして、農園内で処理して乾燥されています。焙煎前のグリーンビーンズは、スタッフさんと一つ一つ欠点豆を取り除いてから焙煎にかけておられました。パワースポットが数多くあるハワイ島ですが、村松さんとお話ができる村松農園は、抜群のパワースポットの一つだと感じました。
コーヒー農園のデッキからは、コーヒーの木、コナコースト、そして青空が映画のスクリーンのように広がります。奥様にコーヒーを入れていただき、デッキで色々お話をうかがいながら、コーヒータイムを楽しみました。コーヒーに“優しさ”という評価項目を加えたくなるほど、ハワイ島の自然が体にしみいる感動の優しいコーヒーでした。