“日々勉強”そして、“楽しく熱く”をモットーにこれまで歩んできました。が、情報が多くなり、忙しくなりすぎると、一緒懸命だけれど工夫のない日常が過ぎていくことで、自分の中に停滞感が漂っていることにふと気づきます。これでいいのかーーー。
このような時には、ホリエモン(通称)の本を選びたくなります。この本に書かれていることを考えながら彼が人生を歩んできたわけではないと思いますが、経験をいかに身につけてきたか、周りからの信頼をいかに得てきたかなどについての成功体験を後ろ向き(レトロスペクティブ)に解析して伝えてくれています。その考え方の基軸は、これまでに発刊されている本も含め、いつもぶれず一貫しています。私の考え方と異なるところも多いですが、なるほどと目が覚めることも多いです。
せっかくなので、特に印象に残った箇所を2つご紹介します(適宜改変)。
- お金を使わなくても、じぶんのやりたいことを磨く方法はいくらでも見つけられる。アルバイト先、友達の家、近所の店など、さまざまなところで。アルバイトをしながら、必要な知識や技術を身につけることは、時間や体力も使うが、お金はかからない。
- お金をかけるなら、モノより思い出。ご飯とかお酒とか、消えていくものに使いたい。言ってみれば、面白い体験や貴重な経験に。
コロナ終息までまだまだかかりそうな中でそろそろ2021年がスタート。これまで経験したことがない判断にせまられることも多いと予想されますが、少しでも充実・安定した診療が提供できる1年になるよう工夫を重ねようと心新たにしました。