世界最高峰のフラ大会であるメリーモナークフェスティバルでミスアロハフラを2013年に受賞したマラナニ・イングリッシュさん(写真#前列手前から2人目)、2018年に受賞したシャリア・カマカオカラニさん(前列奥から2人目)、そして彼女達の師匠であるナプアグレイグさんらがマウイ島からアロハブリーズを運んできてくれました(2022.7.24岸和田)。
チャントを唱え、イプと呼ばれる楽器からのリズムとともに踊る古典フラ、(フラ・カヒコ)、西洋楽器とともにリズミカルに踊る現代フラ(フラ・アウアナ)。彼女たちのフラはYoutubeでは数えられないほど観ていましたが、実際の鑑賞は初めて。予想以上の優美さと力強さが溢れていました。不思議だったのは、単語で表すと“優しさ”になるのでしょうけど、もっと奥ゆかしく秘めた気持ちが溢れるようにどんどん伝わってくるのです。舞台から風がずわーーーっと伝わるというのが精一杯の表現でしょうか。彼女が最初に挨拶した“アロハ”に込められた気持ち・愛情を感じる2時間でした。
沖縄出身の中曽根さんを先祖とする4世のナプアグレイグさん。日本とハワイの関わり、お互いが認め合い助け合う大切さ、そしてお互いが切磋琢磨して実力をつける大切さを教えてくれた公演に感謝です。
#撮影許可されていたアンコール時の撮影