ネパールで栽培されたコーヒー豆を飲みました。娘がボランティア活動でネパールに40日ほど滞在していた際にお土産として買ってくれたコーヒーです。“むこうでは結構高級品だと思おうよ”と言って渡してくれたのですが、ネパールって聞いたことないし、お土産で売っていたものだし等、正直大きな期待をすることなく、診察前にペーパーフィルターでいれました。
一口含んでみて、えっ?。喉をすーーーと流れて行きます。ほんのりとした甘さがその後に続いて、その後には壮快感が漂います。予想と結果がかけはなれていたので、脳の回路がちゃんと動かず、すばらしさを理解するのにしばし時間がかかりました。私が“美味しいコーヒー”の判断基準として大切にしている一つが、「冷めて美味しく感じるコーヒー」なのですが、朝にいれたコーヒーをラップせずに午後にのんでみて、もう脱帽でした。作っている方々の丁寧さが体感できました。
ネパールコーヒーもっと勉強したくなりました。日本でもいくつかの焙煎士が取り扱っているようです。新型コロナで国際封鎖が急速に広まって帰国するだけでも大変であった中、新しい国の味に出会わせてくれた娘に感謝です。