ハワイ島のコナ滞在中に出会ったサンセットタイムのpart2です。ゆっくりと沈む夕陽が水平線の雲に入り込むときは“いい1日でしたか”と問いかけてくれているよう。この時ばかりは鳥たちのさえずりもしばし休憩するように感じます。また、太陽が沈んだ後の夕映えは、青空をスクリーンに鮮やかな色合いが波のように押し寄せ、そしてコントラストを刻々と深めていきます。時間も風も音も静かにすぎていきます。同じ空間で同じスクリーンを眺めている人たちとの写真です。素人撮影の写真ですが、すこしでもご紹介できればと思います。
いろいろな思いとともに過ぎるサンセット。 ハワイ島コナ地区では、夕方になるとフアラアイ山を超えて海側へと吹き下ろす風にボルケーノ(火山)から噴く風が混じることがあります。そのことで、わずかに霞がかった夕空を呈し、薄紫のマット調スクリーンを背景した夕陽が楽しめますこともあります。この日の夕刻は、コナダウンタインから南に4キロほどにあるロイヤルシークリフというコンドミニアムで過ごしました。エーゲ海の島にも似合いそうなきれいな白壁が特徴のコンドミニアムです。海に突き出した回廊で皆さんゆっくりと語りあいながら眺めています。太平洋が真下です。心地よい海の音のBGMが流れるサンセットタイムでした(2019年)。
ダイナミックで感動的な夕映え。 太陽が沈んだ後にはゴージャスな夕映えに出会えるときもあります。地平線は高貴なゴールドにかがやき、雲の色は濃いバラ色に、大空が上品な濃紺に色合いを深め、静かに表情が変化していきます。この日は、ケアウホウ湾というコナダウンタウンから8キロほど南の小さなハーバーに車を止めました。私の語彙力では表現することが難しいほど感動的で心にしみる時間を家族やこの場に居合わせた人たちとシェアーできたことは、ずっと記憶に残る経験だったと思います(2019年)。