2017.2.25(土)19時〜、
大阪で開催された逆流性食道炎のフォーラムに参加してきました。
済生会中津病院・消化器内科の山下博司先生のご講演があり、食道の動きと逆流性食道炎の関連、ピロリ菌感染の有無と逆流性食道炎の関連について最新のお話を興味深く聞きました。ヘリコバクターピロリ菌感染性胃炎に対して除菌成功率が高い(85-90%)治療が行えるようになっている現状を考えると、今後は、ピロリ菌陰性と逆流性食道炎の関連を理解して治療にあたることも大切となってくると思います。逆流性食道炎の治療薬であるプロトンポンプ阻害薬服用後の体内吸収動態を念頭においた処方をさせていただくことで、患者様それぞれの症状改善を目指しております。