リウマチ(関節リウマチ)は、手のこわばりや関節の痛みなどの症状が特徴的で、手の症状では、朝起きてから30分ほどの間に強く感じることも多くあります。病気が進行すると、骨の破壊に加えて軟骨の破壊もすすむため、自力歩行や日常動作も難しくなってきます。
2018.8.25(土)17時〜、
梅田で開催されたリウマチ病診連携の会に参加し、住友病院膠原病・リウマチ内科部長の角田慎一郎先生から、病院とクリニックが連携するリウマチ治療の展望についての講演を聞きました。
従来、リウマチでの関節障害は10年などの長期間をかけて暖徐に進行すると考えられていましたが、最近の研究で、関節障害は発症後数年間で急速に進行することが明らかとなりました。そのため現在では、早い段階でリウマチを発見し、少しでも早期に治療を開始することが推奨されております。リウマチ診断には、CRP、リウマチ因子、抗CCP抗体などの血液検査と手関節のレントゲン検査を組み合わせが有用です。両検査とも当院で行っておりますので、痛みなどでご心配な方はお声かけください。