2017.6.17(土)16時〜

難波で開催された大阪赤十字病院との病診連携セミナーに参加してきました。泌尿器科副部長の飛田卓哉先生から、過活動膀胱に伴う夜間頻尿の治療についての講演がありました。夜間頻尿になると、就寝中にトイレに起きることで、良質な睡眠が妨げられてしまいます。そのため、ねむけのために日中の仕事などの活動に支障がでるというお悩みで来院される方も多くおられます。

治療では、コリン薬、b3アドレナリン受容体作動薬、漢方薬など、薬の選択肢も豊富になってきています。他に罹っておられるご病気をお持ちの場合は、薬の作用の関係でそれらのご病気も考慮しながらお薬を選んで処方しております。就寝中のおトイレが3回から2回へと1回減るだけで、熟睡感がとてもよくなり、お仕事の効率も上がってよろこんでおられる患者さんも多くおられます。