2017.5.13(土)16時〜

梅田で開催された大阪西部咳嗽セミナーに参加し、結核予防会大阪病院の松本智成先生から、大阪における結核の現状についての情報をお聞きしました。大阪府は、結核による死亡者数が最も多い都道府県であり、最近では、結核普及国からの訪日外国人によるさらなる感染の広がりも懸念されているようです。さらに、抗結核薬が効かない多剤耐性結核感染も撲滅できていない状況とのことでした。

結核の早期診断には、胸部レントゲン検査、喀痰抗酸菌塗抹検査、そして血液検査QFT等を適宜組み合わせで行いますが、これら検査は全て当クリニックで対応しております。咳・痰が長く続く、微熱やだるさが続くなどが結核を疑う症状です。早期発見・早期治療が非常に大切です。