10月29日は脳卒中デーだそうです。これは、世界脳卒中機構が結成されたことを記念して制定されています。
2018.10.27(土)16時〜、難波で開催された脳卒中予防フォーラムに参加し、近畿大学医学部脳卒中センターの大槻俊輔先生から脳卒中(脳梗塞)を見分ける診察の工夫について講演を聴きました。
急に片側の手足に力がはいらなくなった、急に言葉がでなくなった、急にふらついて歩くのがこわい、急に激しい頭痛がする、急に片方の眼がみえなくなった、急にめまいがして立ち上がれなくなった、などなど。急な症状、左右非対称な症状などが特徴的ともいえます。早期の発見と早期の治療開始で、重篤化を防ぐことも可能な場合が多いですので、ご心配な症状にお気づきの際はご連絡ください。
また、高血圧、心房細動などの不整脈、糖尿病、脂質異常(高脂血症)は、脳梗塞のリスク因子です。血液検査や心電図で、年に1回はチェックをされ、適切に治療されることをお薦めします。両検査ならびに各病気の治療とも、当院で行っております。